フジTVとくダネの「触らない痴漢」について

こんにちは防犯・護身術師のおりえです。
朝の情報番組とくダネにて触らない痴漢の境界線ー女性が不快に思うこと
という特集が組まれていました
 
触らない痴漢!???と驚かれた方!
いえいえ痴漢はいろいろなパターンがあるんですよ



 
◇まずは放送内容の大きくまとめ◇ 補足は放送されていない部分です
 
痴漢の罪状は
強制わいせつ(下着の中に手を入れる等)補足:衣服の上でも性的自由の侵害程度が高いものは含む
迷惑防止条例(衣服の上から触る、卑猥な言動等) 
補足:都道府県により違いますが盗撮等 があります
 
迷惑防止条例補足 (こちらも都道府県による)
罰則
「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」
常習の場合
「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」
ただし罰則だけで見てはいけません。
社会的地位や家族関係、信頼性を失うことも視野に入れましょう
 
番組内どこからか迷惑防止条例の境界線か (弁護士見解)
〇電車で相手を見る~境界線~胸などをのぞき込む、下から下着をのぞく
〇セクシー記事を読む ~境界線~セクシー記事を見せる
〇ガラガラな車内で近づく~境界線~接触寸前や移動してもついてくる
〇匂いを嗅ぐ~境界線~匂いをかぐことが目的、あえて近づいて匂いをかぐ
 
番組のまとめとしては
痴漢の境界線はセクハラと一緒で相手がどこから不快に思うか
*直接触れなくても
 
となりました
 
 
番組ではふれませんでしたが
 
電車内痴漢は他にも
 
バックや持ち物で触る
降車時などの移動に紛れて触る
電車の揺れに合わせて触る
 
など、まだまだ様々なパターンがあります
 
 
全8回シリーズで痴漢のラジオを一緒にさせていただいた日本発、痴漢本「男が痴漢になる理由」の著者で痴漢を含む依存症犯罪の治療プログラムに取り組む斉藤章佳先生も冤罪と痴漢を同じ土俵で語ってはいけないと強くおっしゃっています。
 
24時間視聴可能 
引き出し茂ちゃんのツッコミラジオ「男が痴漢になる理由」 シリーズ7/8 回  
 

 
そもそも痴漢の数と実際の冤罪の数ってどれぐらいの差がありますか?
最近のNHKEテレ「ろんぶーん」のアンケートでは痴漢被害に遭った女性は63%を超え
痴漢冤罪が怖い男性は70%を越えると放送されていましたが
これを見ても痴漢冤罪被害に巻き込まれた人の統計が実際何%かはなく、ただただ不安だけが先行していると思われました
 
都心のラッシュ時は10両編成の通勤電車で1本3000人の人間が乗っていいるとされています
それが5分おきに来るような中で、63%の女性が痴漢被害を経験したと訴え
その中で実際に警察が電車内痴漢認知件数としているのは年間でみると
年間件数でたったの2013年 303件 2014年 283件(参考刑事事件の弁護士カタログ)
この方の中に冤罪は何名いらっしゃるのでしょうか?
まさに木を見て森を見ずの状態ではないでしょうか?
 
 


皆さんが痴漢補被害に遭わないためには「痴漢を撲滅させること」が大切です
もしこのデーターをみてなお冤罪が怖くても
本当に冤罪を防ぐには痴漢撲滅対策ではないでしょうか?
 
そして痴漢は偶然や魔が差したというより依存症で治療が必要なものです
 
ではここで痴漢対策をいくつかお伝えします
 
***痴漢被害をできるだけ避けるためには***
 
●凛とした態度で乗る(気の弱そうな人が狙われやすい)
●女性専用車両などを利用する
●痴漢バッチなどで意思を示す
●通勤時間をずらす
●毎日同じ電車や車両に乗らない
 
***もし電車内痴漢に遭ってしまったら****
 
●「やめてくださいなど」大きな声を出す
●やめてが言いづらいときは「痛い」などの声出しも周りに気づかせる、相手に声が出せると思わせるので有効です
●痴漢アプリなどのブザーを鳴らす
●そして自分一人で解決しないよう周りの人に助けを求める
 
何度も言いますが痴漢は依存症!
痴漢をなくすには治療が必要です
 
 


きちんと被害届を出し罪をつぐなって依存症の治療してもらいましょう
万が一「示談」という形が取られる場合でも次の被害者や次の犯罪を増やさないためには
示談の条件に「痴漢治療の開始・継続約束」を入れていただくことを私は強くお勧めします。
 
 
・・・・防犯・護身術・・・
生活の中で自分や大切な人が犯罪に巻き込まれ
被害者・時に加害者にならないための様々な知識と逃げるために必要な少しの技が必要と考えています
 
総合プロテクトアドバイス代表   防犯・護身術師 おりえ
HP 総合プロテクトアドバイス
防犯セミナー・護身術教室・講演会・メディア 等 
 

 
 
 
 

防犯と防災 現代危機管理研究対策室  総合危機管理アドバイス

現代危機管理研究対策室 「逃げるための防犯知識、護身術」「災害対策」の各種セミナー・講演会 何が起こるかわからない時代、東日本大震災では震災後、多くの犯罪も起こりました。 防犯・防災は一緒に考えなければならないと痛感した人も多いはず。 防犯・防災は知識だけでは不安ですよね? また護身術は「技」だけでは役に立ちません。 両方の知識と技を学び自分や大切な家族を守りましょう。

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